恒大集団が資金調達失敗か 傘下の株式売却成立せず(2021年10月21日)

 経営危機に陥っている中国不動産大手の「恒大集団」は、資金調達のため、話し合いを進めていた傘下の不動産管理会社の株式売却が成立しなかったと発表しました。

 33兆円の巨額債務を抱える恒大集団は20日夜、同業他社の「合生創展」と協議していた傘下の不動産管理会社の3000億円規模の株式売却が成立しなかったと発表しました。

 恒大集団は「相手側が買収の条件を満たさなかった」と説明しています。

 一方、合生創展は「恒大集団側が契約通りに株式売却を履行しなかった」としています。

 香港メディアなどは、恒大集団が株式売却で資金調達を試みたものの、うまくいかなかったと伝えています。
[テレ朝news]

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